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2015年4月21日 (火)

3つのシルマリルが揃う時

ラテン語&シビラ友達のKさんは実はトールキン友達でもあり、
私としてはずっとシルマリル(英語版)をイチオシでおススメ
してきたのですが、ついに先日購入されたとのことでした。
ところが以前カートに入れておいたのを忘れていて、なんと
同じものが2冊送られてきてしまったとのこと。返品するのも
面倒だし、いりませんか?と聞かれて二つ返事でいただいて
しまいました。完全にコレクター精神丸出しで恥ずかしいですけど、
なんとはからずもシルマリルが3つ揃ってしまったではないですか!
 

Dscn4823


そう、「シルマリルは3個の大きな宝玉の形をしていた」のです。
最終的には、ひとつはエアレンディルによって天空に、ひとつは
マエズロスによって火の中に、ひとつはマグロオルによって
海の中へ「それぞれに永住の場所を見出す」のですが、もとは
3つ揃ってシルマリル、だったのですよね~。

こうして並べてみて、これが火でこれが空でこれが海かな
などといろいろ妄想してしまいますわ。

一番最初に購入した右端の版はもう何回読んだかわかんないくらい
なので結構ボロくなってきてたので、中身に違いがないか確認がてら
最新入手版をまた読みたくなってきた!ラテン語の成果で何か新たな
発見があるかも♪ そう、名作は繰り返し見ても聴いてもそのたびに
新たに得るものがある。

 


 


 


 


 


 


2014年12月22日 (月)

ホビットとルーン文字とラテン語

ラテン語&シビラお友達から、サプライズクリスマスプレゼントをいただいちゃいました。
なんと、Hobbit の手帳!
装丁が凝っていて箱入りのハードカバー本みたい!

Dscn4607

 

中のイラストや本文からの抜粋文も素敵。

Dscn4610_2

 

さらに裏カバーの隠しポケットに地図が付いていて、その裏にルーン文字を発見。
その時は、Hobbit の原作にも載っている地図に書いてあってエルロンドが解読する
例の文章のルーン文字だと思ったのですが、よくよく見るとなんか変だな。。。

なんと、文字が逆向きに書かれている「鏡文字」ではないですか!

この仕掛けにまたまた感動。これはきちんと確かめてもう一度解読しなければ。
と、まず書いてある通りに一文字ずつアルファベットに置き換えて、
それから逆方向から読んだり、いや、もしかして全体を最後から読むのかな?
とか、いろいろ試してみましたが、?な部分が何箇所かあり、
自分が持っている Hobbit の地図に書いてあるルーン文字をもう一度解読したところ、
やはりその鏡文字のようです。

2つあって、まずこちら。鏡文字のほう。

Dscn4621


 

これの元はこっち。ね、鏡に映したみたいになってますよね?

Dscn4626

 


このルーン文字をアルファベトに置き換えて位置をそのまま記すとこうなります。

FIUE
FOT・HIGH
THE・DOR・AN
D・THRO・MAY
WOLC・ABRE
AST TH.TH.


本文に出てくるエルロンドの台詞を参考に解釈すると、次のようになります。

FIVE FEET HIGH
THE DOOR AND
THREE MAY
WALK ABREAST
TH(Thorinの父Thrainの略?)

出だしの「FIUE」が意味不明だったのですが、UがVの間違い?と思いきや、
アルファベトのVに対応するルーン文字がないのです。
だからUで代用しているのか!と。
それって、ラテン語のVがUを兼ねていたのと似てるっていうか逆だわ。おおぉ。
なんというつながり!

また3行目の「THRO」が「THREE」になるのは、Oを表すルーン文字の解釈に何通りかあり
使用された時代や地域で多少異なるためかと思われます。が、E に対応するルーン文字は
あるので、なぜそれを使わなかったのかなぁ?とちょっとスッキリしませんが...。

 

さて、2つ目のほうはちょっと長いです。
まず鏡文字のほうはこちら。

Dscn4625

 

元はこちら。私の持っている Hobbit原作ではちょっと見にくい位置にありますが^^;

Dscn4630

 

こちらもルーン文字をアルファベトに置き換えて位置をそのまま記すとこうなります。

ST AND・BY・THE・GREY・ST
ONE・HWEN・THE・THRUSH・CN
OCKS・AND・THE・SETTING・S
UN・WITH・THE・LAST・LIGHT
OF・DURINS・DAY・WILL・SH
IN・E・UHON・THE・CEYHOLE

 

解釈すると次のようになります。

STAND BY THE GREY STONE
WHEN THE THRUSH
KNOCKS AND THE SETTING
SUN WITH THE LAST LIGHT
OF DURINS DAY WILL
SHINE UPON THE KEYHOLE

2行目の WHEN のHとWの位置が逆になってるのは単なるミスなのかわざとなのか謎です。
3行目と6行目のCがKに置き換わっているのは、先ほどのVと同じくアルファベットのKに
対応するルーン文字がないために Cで代用しているものと思われます。
なんとこれもラテン語で似たようなことがあり、CはGを兼ねていたというか、GはCから
派生したので、名前等で頭文字がGの場合は略して表記する場合 C.と書くとか、
C の発音は Kになるとか、なんだかちょっと関係があって嬉しいというか楽しい♪

また、最後の行の UHON が UPON になっている、すなわち HがPに置き換わっているのは
実は Pを表すルーン文字が不鮮明というか、Hを表すルーン文字に似てるけどもしかして
違うのかもしれませんが、かといってPに対応するルーン文字には見えず、ここもちょっと
スッキリしないのですが、まあほぼ解明といっていいでしょう。

というわけで、この調子でこれまではさらりとしか読んでいなかったエルフ語について
詳しく研究するのがますます楽しみになってきたのでした。しゃべれるようになるかしら♪

 

 

 

 

 

2014年7月 1日 (火)

トールキン作品における馬の系譜

などとまた大袈裟なタイトルを付けてみましたが、いざ書き始めると
とんでもない量になりそうなので(マニアックに追究するとどっちも
深すぎてとても書ききれそうにない、「トールキン」と「馬」という
ダブルの深みにはまりそう^^;)あえてサラリといきたいと思います。

トールキン作品においては旅や戦いのシーンも多いので、登場人物と
共に馬の存在も重きを置かれています。映画化された2作品でも馬
(「ホビット」の場合はポニーですが)とのやりとりやエピソードが
随所に取り込まれていましたし、そのへんPJ監督さすがにちゃんと
踏まえてあるよなぁと思いました。

古くは「シルマリルの物語」に登場するヴァラが乗るメアラス種に
始まり(神々の御用達馬)、その血統を引く飛陰(Shadowfax)の
登場シーンやガンダルフと共に疾走するシーンは映画「ロードオブザリング」
でも見せ場の一つとなっているくらい重要で、メアラスが特別な馬で
あることを物語っています。(ローハンの王様しか乗せないとかね)

また、騎士の国ローハンの馬たちはメアラスそのものではないにしても、
中つ国の馬の中では速さ、強さ、勇敢さ、忍耐力など、あらゆる面で
他の馬種より抜きん出て優れていたに違いありません。

一方、ホビット庄でもポニーのような小さめの馬が農耕や運搬・交通
手段として活躍していたと思われます。映画「ホビット」でもビルボ
はじめドワーフ達もポニーに乗って旅をしていましたよね。

と、ここでメアラスやローハンの馬たちは、実際に存在する馬種なら
何になるのだろう?などと楽しいけど厄介な想像をしてみたくなります。
ちょっと馬を知っている方でトールキン好きとなれば、つい妄想したくなる
のではないかと思います。

まあその内容は人それぞれでいろいろな馬種をあてはめて楽しむのが
良いと思いますし、馬は皆素晴らしいですから一概に決めつけはできません。

ですので私の場合は、ナザベルの血統を絡めて妄想してみたいと思います。

ナザベルのお父さんは「エラルフ」という名前で、ネットで検索すると
「父:エラルフ」とたくさんヒットするような馬場馬術競技における名馬でした。
エラルフの父母は、アハルテケ種とトラケナー(トラケーネン)種です。

アハルテケは「国章にあしらわれているトルクメニスタン原産の馬の品種 。
スピードと長距離の持久力で知られる「黄金の馬」は、過酷な気候に適応し、
現存する最古の馬種のひとつと考えられている。」(Wikipediaより)
というだけあって、珍しくて貴重な種です。(府中競馬正門前に像がある)
ネットで画像検索するとメタリックな黄金の馬の画像が出てきます。

Photo

この神々しい黄金の馬の佇まいとか、最古の馬種とかスピードと持久力とか
言われると、どうもメアラスをイメージしてしまうのですよ。

 

もうひとつの種トラケナーは「18世紀にプロイセン王国が品種改良によって
生み出した軽種馬・18世紀半ばには軍馬として世界最良の品種として広く
認識される・トラケナーはスピード・スタミナ面で素晴らしい能力を発揮」
(Neverまとめ より)とあって、なんだかローハンの馬みたいじゃないですか。

Photo_2

だいたい、エラルフってなんかエルフの乗る馬みたいな名前じゃ~ん!とか
それかエオメルの愛馬の名前に合ってるかも、などと都合良く考えたり。

 

いずれにしろ、ナザベルのあのパワー、動きのダイナミックさ、柔らかさ、
ぶっ飛んで暴走したときの迫力とスピード、瞬発力、等々はここから来てるのね、
と妙に納得。(最近違う馬に何頭か乗ったのでものすごく実感してます)

しかしそんな反面、普段というか基本はおっとりとして従順、優しくのんびり、
そんな性格気質はナザベルのお母さんから受け継いだものと思われます。
お母さんは「アイカ」という名前のハフリンガー種です。「ハフリンガーはイタリア、
オーストリア、ドイツのバイエルン地方が原産地の馬で平均的な体高は約130cm
ぐらいでポニーに分類されるますが、ハフリンガーは幅がありパワフルなので
体格のよい大人でも軽々と乗せることができますし、今でも原産地では農耕馬
として使われているようです。体の幅が広く、よく筋肉が発達しており脚も太く、
非常に強い背中を持っています。(みんなの乗馬ブログ より)」また、障害も
飛ぶ器用さも持ち合わせています。見たことがある方も多いのでは?

Photo_3

 

この体型と毛色から、ナザベルもパッと見はハフリンガーですが、断然大きいです。
特に長さが。それはやはり父エラルフの血統ですね。
また、「ハフリンガーは全ての馬が栗毛で、尾とたてがみは淡色なのでとても
見栄えのする美しい毛色が特徴です。(みんなの乗馬ブログ より)」と
ありますが、ナザベルはそれにアハルテケの黄金の毛色が入っているので
これまたちょっとハフリンガーの毛色とは違うんですよ。

120601_001


ナザベルの、太陽の光を反射して金色に輝く毛色はやはり父エラルフ譲りなのでしょう。
って、なかなかうまく写真に撮れないのですが^^;

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というわけで、ナザベルにはメアラス(アハルテケ?)とローハンの馬(トラケナー?)と
ホビットの馬(ポニー/ハフリンガー)が入ってるということで、トールキン・トリニティー馬(!)
ということにして、ますますナザベルを慈しむことをここに宣誓いたします。


 

 


 


 

 


2013年10月23日 (水)

トールキンのSF作品を発見?!

久々にトールキンコレクションが増えました。
息子クリストファー氏による編集・解説付き "THE HISTORY OF
MIDDLE-EARTH" シリーズ第9巻の「 SAURON DEFEATED 」です。

Dscn3548

 

内容は大きく3つに分かれていて、まず第一部では「指輪物語」の
終盤部分の別バージョンや、フロドが西へ旅立った後のサムと
その子供たちの会話など、ロードオブザリングの世界の余韻を
楽しめます。また、トールキンが描いた "Kings letter"
(王の手紙)や、オルサンクやヘルム峡谷のスケッチなんかも
付いていてとても素敵です。

Dscn3549

 

次の第二部がこの本を買おうと思ったきかっけになったのですが、
「THE NOTION CLUB PAPERS」というJ.R.R.トールキンの"SF"とも
言える作品で、THE HISTORY OF MIDDLE-EARTHシリーズ自体が
日本語訳は出版されていないので、その存在すらあまり知られて
いないという知られざるトールキン作品です。

Dscn3553
 

まだ半分くらいしか読めていないのですが(何しろ全部英語で
クリストファー氏による解説が実に緻密で多岐に渡るので時間
かかってしょうがない^^;)これ、かなり従来のトールキンの
イメージを覆す異色の作品で、タイムトラベルや宇宙旅行、
さらには夢を媒介とした異世界・異生命体との交信といった
H.P.ラヴクラフトの「未知なるカダスを夢に求めて」や
「銀の鍵」あるいは「眠りの壁の彼方」「時間からの影」
などを彷彿とさせるSFというかほとんど宇宙的狂気に満ちたお話で
ビックリ&大興奮です。

当然ながら表現がラヴクラフトとは対極的なところがまた面白くて、
似たような世界や情景を表すのにトールキンだとこうも詩的になるのか
などと感嘆したり。。。また、よくよく読んでいくとエルフに近い
存在や世界観、また「シルマリルの物語」の第一部で展開されたような
宇宙(天地)創造、2つの木、神々の住む地、等に関連するような
シーンや言語が出てきたり、設定は1986年のオックスフォードで
中つ国とはまた別次元のトールキンワールドが炸裂するという、
マニアにはたまらない内容になってます。例えば。。。


 ...I've seen the En-keladim,playing one of their Keladian players:
 the Drama of the Silver Tree: sitting round in a circle and singing
 in that strange,long,long,but never wearying,uncloying music,
 endlessly unfolding out of itself, while the song takes visible
 life among them. The Green Sea flowers in foam...There the Tree
 opens the starred turf like a silver spear, and grows,and there is
 a New Light;and the leaves unfold and there is Full Light; and
 the leaves fall and there is a Rain of Light. Then the Door opens-
 but no! I have no words for that Fear.

 ...私はケラディア人の奏者の一人が奏でる「銀の木の物語」という
 エン=ケラディム(劇)を見たことがある。輪になって座り、奇妙な、
 長い長い、しかし決して疲れることも飽きることもない音楽が歌われ、
 その歌自体が目に見える生き物のように、終わることなく展開し
 続けるのを。泡の中に花開く"緑の海"...そこでは"木"が銀の槍の
 ような星型の芝から始まり成長して"新たなる光"があらわれる。
 そしてその葉は広がり続け"満ちた光"になる。そして葉は落ち、
 "光の雨"がやってくる。そしてそれから"扉"が開くのだ-いや、だめだ!
 私にはその"恐怖"を語る言葉などない。

 

拙い訳ですが、雰囲気だけでも伝われば幸いです^^;
この木と光の描写なんかヴァリノールの2つの木との関連性
かなり高いですね。
そして最後の扉が開く恐怖っていうのが実にラヴクラフト的。

ラヴクラフトといえば、異世界の描写で「燐光を放つ菌類のような」
(「未知なるカダスを夢に求めて」参照)とか「密集した茸のような
形の建物」とかよく出てくるんですが、そんな菌類=茸の表現がこの
トールキン作品にも出てきてビックリです。さっきのEn-keladimという
場所の話から Tekel-Mirimという結晶世界の話になり(ここの描写が
ものすごく美しい)その後それとは似ても似つかない、対照的な世界の
話になるのですが、それがもうラヴクラフトみたいで。。。


 Dark and light flickered to and fro over it. Winds were whirling
 and eddying,and vapours were rising,gathering,flashing by and
 vanishing too quick for anything to be discerned but a general
 ragged swirl. The land,if that is what is was, was shifting too,
 like sands in a tide,crumbling and expanding, as the sea galloped
 in and out among the unsteady edges of the coast. There were wild
 growths, woods you could hardly say; trees springing up like
 mushrooms, and crashing and dying before you could determine
 their shapes.Everything was in an abominable flux. ...

 ...At first I had thought that they were some kind of quick-growing
 fungus,until I looked more steadily. But now I saw that there were
 buildings,but still fungus-buildings, appearing and then falling
 to pieces; and yet their agglomeration was spreading.


 闇と光がちらちらとあちこちで明滅していた。風がぐるぐると渦巻き、
 蒸気が湧き上がり集まってきて、何かごつごつした渦巻きという以外
 にはすべてが速すぎて見分けがつかないうちに煌いては消えてしまう。
 大地は、もしそれが大地というものであるならだが、それもまた常に
 変化し続けていて、押し寄せる砂の潮流のように砕けては広がり、
 あるいは不規則な海岸の縁を行ったり来たりして疾走する海のようだ。
 そこには乱雑な茂みというか、森というには到底言い難いものがあり、
 木々は茸のように飛び出して生えており、ぶつかり合うのでそれらの
 形が明らかになる前に死んでしまう。すべてがひどく流動的で不安定だった。

 (中略)

 ...最初私はそれらはさっきの急速に成長する菌類の類か何かだと思った。
 もっとよく見るまでは。しかし今、私はそれらが建物であることが
 わかったのだ。しかしそれはやはり茸のような菌類による建物であり、
 あらわれてはすぐに粉々に倒れてしまう。しかしそれでもその密集した
 塊は広がっていくのだ。

 

これなんかラヴクラフトっぽいですねかなり。abominableとか
言っちゃってますし。カダスに出てくるレン高原みたいな描写です。

さらにラヴクラフトの作品に共通する概念、存在である
「先行種族」とか「有史以前の、人類以前の」とか
そんなのを彷彿とさせる "Old Human" "Primitive Adamic"
"Old Solar" といった言葉も出てくるのですこのトールキン作品には。

まだ半分しか読んでいないので、第三部のヌメノール滅亡(沈没)と
アトランティス伝説の関連話も読破してから、もう一度ちゃんと
第二部「THE NOTION CLUB PAPERS」を読み直して、ラヴクラフト作品
との相関性や表現の違いを楽しむべくこちらにUPしたいなと思います。

以前UPした「図解 未知なるカダスへの旅~トールキン世界との相関性
では、一般的にはホラー作家として知られるH.P.ラヴクラフトの
異色作ともいえるファンタジー&アドベンチャー系作品
「未知なるカダスを夢に求めて」を軸にトールキン作品との相関性を
探ったわけですが、今度はJ.R.R.トールキンの異色SF作品
「THE NOTION CLUB PAPERS」を軸にラヴクラフト作品との相関性を
探り堪能しようというわけです。つくづくこの二人にこだわる私も
どうかと思うのですが、やっぱりこの二人の作品や世界が一番好き。
両極の二人。まさに光と影のような、陰陽のような。でもそれぞれ
両面を持っている。クトゥルフ神話ホラーだけがラブクラフトじゃないし、
中つ国だけがトールキンでもない!とあえて言ってしまおう。

 

「未知なるカダスを夢に求めて」の地図・イラスト付き解説
ダウンロード版無料配布はコチラ↓からぜひどうぞ♪
https://info-zero.jp/ebookdtl.php?ecd=55974
(フリーメールアドレスでの利用をおすすめします)

 


 


 


 


 


 


 

2013年8月 6日 (火)

まさかのハリウッドキャストで妄想する「シルマリルの物語」~家系図

一連の「まさかのハリウッドキャストで妄想する "シルマリルの物語"」
シリーズのおまけというか、自分でも読んでいて時々わからなくなる
「誰が誰の子で何だっけ?」という時にちょっと役に立つかも
という「家系図」を作ってみました。
本当は家系には入ってないけど重要な人物との人間関係を
表す「相関図」も一緒にしたかったけど、どうにも入りきりませんcoldsweats02
(例えばベレグ、マブルング、グウィンドールなど)

クリックで拡大できます↓

Photo_2

 


 


 

2013年6月19日 (水)

まさかのハリウッドキャストで妄想する「シルマリルの物語」その7 上古の終焉~ありえないエンドロール

その1~フェアノール家
その2~フィンゴルフィン家
その3~ゴンドリン関連
その4~フィナルフィン家
その5~ドリアス関連
その6~トゥーリン関連
の続きです。


   ディオル ・・・ ジェイク・ジレンホール
エアレンディル ・・・ クリスチャン・ベール
 エルウィング ・・・ ケイト・ベッキンセール
   キアダン ・・・ キアヌ・リーブス
  ギル=ガラド ・・・ クライヴ・オーウェン


さて、トゥーリンの死の後はドリアスに続きゴンドリンも陥落し、中つ国のエルフの
王国といえるものはすべて滅亡してしまう。生き残った者はモルゴスの力の及ばない
海や川の近くに逃がれた。シンゴル王(ジョニー・デップ)の死のきっかけとなった
シルマリルをはめこんだナウグラミアをめぐるエルフとドワーフとの戦いで、一度は
ドワーフの手に渡ったシルマリルも(この時マブルング(ヒュー・ジャックマン)が
シルマリルの宝物殿の扉の前で命を落とす。)(さらに、この戦いがこの後長きにわたる
エルフとドワーフの不和の種となっている)、ベレン(サム・ワーシントン)が奪い返し、
しばらくはルーシアン(キーラ・ナイトレイ)が身につけていた。しかし2人がこの世を
去り、息子のディオルにシルマリルが渡ったと知ると、ルーシアンの力を畏れて手を
出せずにいたケレゴルム(アーロン・エッカート)とクルフィン(キリアン・マーフィー)、
さらにカランシア(ホアキン・フェニックス)がドリアスを襲う。

この3人を迎え撃つディオルは、ベレンとルーシアンの息子で黒髪と思われ、シンゴルと
メリアンの血をも引き継ぐので、いよいよイメージするのが難しいのですが、ふと
思いついたのが、「プリンス・オブ・ペルシャ~時間の砂」のダスタン王子で活躍した
ジェイク・ジ(ギ)レンホール(日本語ではギレンホールって表記が多いけど正しくは
ジレンホールだそうです)。「デイ・アフター・トゥモロー」や、ヒース・レジャーとの
共演でアカデミー助演男優賞にもノミネートされた「ブロークバックマウンテン」、
さらに「ゾディアック」などで有名ですが、私はダスタン王子の感じが一番好きで、
王子とはいえ養子という必ずしも恵まれた境遇ではない中、また陰謀に陥れられても
腐らずに汚名を晴らし愛するものを救おうとする姿が、いよいよ上古の時代が終盤を
迎え、モルゴスに対し劣勢のエルフの中にあって、自分の血筋の象徴であり両親の形見
でもあるシルマリルを必死で守ろうとするディオルとイメージが重なります。

この戦いでフェアノールの3人の息子は死に、ディオルも殺され、娘のエルウィングが
シルマリルを持ってシリオンの河口に逃げ、船造りキアダンのもとに身を寄せる。
このキアダンというのも派手な活躍はないのですが、いくつもの重要なポイントで
救助の手を差し伸べる、しかし何となくマイペースでひょうひょうとしている感じ。
台詞もあまり出てきません。そこでキアヌ・リーブスです。あまりしゃべらないほうが
いいというか、佇まいやオーラのほうが大事な役です。あの浮世離れした雰囲気というか
あまり生身の人間ぽくないところがバッチリはまるではないですか。もしかしてこの
大勢の豪華キャストの中で一番エルフっぽいかも。

程なくして、陥落したゴンドリンから逃れてきたトゥオル(ユアン・マクレガー)と
イドリル(スカーレット・ヨハンソン)の息子エアレンディルが加わる。そして
トゥアゴン(ロバート・ダウニーJr)の死が知らされると、フィンゴン(トム・クルーズ)
の息子ギル=ガラドがその後を継いでノルドールの上級王となる。そのギル=ガラドは
既に「ロード・オブ・ザ・リング~旅の仲間」のオープニングに少し登場していますが、
「キングアーサー」の時のクライヴ・オーウェンがはまりそう。濃い~家系ですし。

エアレンディルはこのままでは望みはないと考え、ノルドールとエダインの血を引く
自分こそこの窮状を訴えヴァラに赦しと救いを懇願する使命を持って生まれたと悟り、
シルマリルを額に輝かせて西の海へ航海し、遂にヴァリノールまでやってくる。

まずそれまで辿り着いた者もいなければ、中つ国へ生きて戻って来られるとは到底
考えられないまさに自分の命をなげうってエルフとエダインに希望をもたらそうとした
この自己犠牲というか、いわば人身御供的なところが、クリスチャン・ベールだなあと。
「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」「ライジング」もまあそういう影のヒーローの
代表ですし、「リベリオン」でのあの一人で組織とか国家とかそういう大きな存在に
向かっていくところがイメージ重なります。あまり感情的な部分を見せず、クールに
鮮やかに進んでいく雰囲気も合ってる。

エアレンディル(クリスチャン・ベール)と共にヴァリノールに渡ったエルウィングは
ルーシアンさらにメリアンの血も引いているので少し魔力というか聖なる力があり、
鳥に姿を変えたりする。ここでケイト・ベッキンセールのどこかしら異国風の顔立ちや
軽やかで敏しょうかつ優雅な身のこなしなどが思い浮かびます。エルウィング(ケイト・
ベッキンセール)がシルマリルを持ってシリオンに逃れたことを知ったマエズロス
(ニコラス・ケイジ)はドリアスを襲ったことを後悔していたので、最初は手を出し
兼ねていたが、フェアノールの誓いを成就せずにいることに苦しまされ、もう半ば
ヤケになってシリオンを襲う。その時エアレンディル(クリスチャン・ベール)は
航海に出て留守だったためにマエズロス(ニコラス・ケイジ)とマグロール
(エイドリアン・ブロディ)は勝利するものの、エルウィング(ケイト・ベッキンセール)
がシルマリルを胸に抱いたまま海に身を投げたために手ぶらで虚しく帰る。
しかもこの時アムロド(ノーマン・リーダス)とアムラス(ジャレッド・パダレッキ)は
討死し、フェアノールの息子は2人だけになってしまう。

エルウィング(ケイト・ベッキンセール)はウルモによって波間から引き揚げられ、
大きな白い鳥(カモメ?)に姿を変えられ、航海中のエアレンディル(クリスチャン・
ベール)のもとへ飛んでいく。。。

最終的にシルマリルはエアレンディルと共に天を航海し、空に輝く「ギル・エステル」と
いう星になる。

そしてエアレンディル(クリスチャン・ベール)の懇願を聞き入れたヴァラたちは
ヴァリノールに住まうエルフすなわちイングェ(リーアム・ニーソン)率いる
ヴァンヤール族やフィナルフィン(サイモン・ベイカー/フィリップ・ウィンチェスター)
率いるノルドール族の軍を引き連れて中つ国に進軍し、遂にモルゴスは空虚へ追放され、
モルゴスの王冠に残っていた2つのシルマリルはヴァリノールに持ち帰られるはずだった。

しかしこの期に及んでも誓いから逃れられないマエズロス(ニコラス・ケイジ)と
マグロール(エイドリアン・ブロディ)はそれを盗んでようやくシルマリルを手にする。
しかし誓言が虚しいものだったと思い知らされ、苦悩と絶望に身を苛まれたマエズロス
(ニコラス・ケイジ)はシルマリルを胸に「火の燃え盛る大地の裂目」に身を投じて死に、
マグロール(エイドリアン・ブロディ)は残る最後のシルマリルを海に投じ「波打ち際で
苦しみと悔恨の歌を歌い続けた」。。。

さて物語が終焉に近づいたところで、ここまでエルフとエダインの主な登場人物
(主なっていってもどんだけ出てんの~って感じですが)に関してでしたが、ちょっと
番外編で、第五の合戦ニアナイス・アルノイディアドで「もしこの人間たちの裏切りが
なかったらモルゴスを打ち破ることができたかもしれない」という、エダインとは別に
ノルドールの各君主の許に出陣した「肌の浅黒い東からやってきた人間」について
少しだけ触れると、裏切ってモルゴスに付いたウルドールはウェズリー・スナイプス、
最後まで忠義を尽くして討死したボオルはディンゼル・ワシントン、とちょっと
白人以外の俳優さんも妄想しておこうと。

ところで、3つのシルマリルの行方ですが、上記のようにひとつはエアレンディルと共に
天(空)、ひとつはマエズロスと共に燃える大地の懐へ、ひとつはマグロールにより海へ
とそれぞれ世界の構成要素に帰したわけですが、これが後のエルフの3つの指輪に対応
しているなと。すなわちヴィルヤVilya(風)、ナルヤNarya(火)、ネンヤNenya(水)、
そしてさらに3つのエルダールの種族とヴァラにも関連してくる。そなわちそれぞれ
天・空=風 ヴァンヤール(マンウェ)、燃える大地の懐=火 ノルドール(アウレ)、
海=水 テレリ(ウルモ)。。。いやー、すごいなトールキンはやっぱ。。。

さらに、このように3という数にまつわるいろいろな関連性に感嘆していたら、ふと
じゃあ1と2は?と思い、あ、2本の木だ。と気づくとこんな展開の流れが。。。

1つのイルーヴァータル
2つのヴァリノールの木
3つのシルマリル、エルフの指輪

なるほどねえ。じゃあ4に関してはどうなんだろう?いわゆる風火地水?じゃなくて、
ちょっと思ったのが、第四の種族ホビットの出現。

この「シルマリルの物語」の舞台というか時代設定の上古はエルフ、人間、ドワーフの
3つの種族しか登場しません。

上古である第一紀はヌメールの水没で終焉。その後の世界が作り変えられた第二紀に
どこからともなく出現し、第三紀にサウロンの指輪を葬ったのは、エルフでも人間でも
ドワーフでもない、第四の種族ホビットだった。
こんな上古からの流れで考えると、少し唐突に思えていたホビットの登場も意味深く、
また感慨深いのであります。

。。。

ありえないエンドロール


フィンウェ ・・・ ショーン・コネリー
ミーリエル ・・・  レナ・ヘディ
インディス ・・・ ユマ・サーマン
イングェ ・・・  リーアム・ニーソン
シンゴル ・・・ ジョニー・デップ
メリアン ・・・  モニカ・ベルッチ
フェアノール ・・・ メル・ギブソン/ラッセ・ルクロウ
マエズロス ・・・ ニコラス・ケイジ
マグロール ・・・ エイドリアン・ブロディ
カランシア ・・・ ホアキン・フェニックス
ケレゴルム ・・・  アーロン・エッカート
クルフィン  ・・・ キリアン・マーフィー
アムロド ・・・ ノーマン・リーダス
アムラス ・・・  ジャレッド・パダレッッキ
フィンゴルフィン ・・・  ジェラルド・バトラー
フィンゴン ・・・  トム・クルーズ 
トゥアゴン ・・・ ロバート・ダウニーJr
フィナルフィン ・・・ サイモン・ベーカー/フィリップ・ウィンチェスター
フィンロド ・・・  ジュード・ロウ
オロドレス  ・・・ ベネディクト・カンバーバッチ
フィンドゥイラス ・・・ ナタリー・ポートマン
アングロド ・・・  マット・ボマー
アイグノール ・・・  トビー・マグワイア
ガラドリエル ・・・ シャーリーズ・セロン
ルーシアン ・・・ キーラ・ナイトレイ
ベレン  ・・・  サム・ワーシントン
ダイロン ・・・ ヴィンセント(ヴァンサン)カッセル
マブルング ・・・  ヒュー・ジャックマン
トゥアゴン ・・・  ロバート・ダウニーJr
アレゼル ・・・ ヒラリー・スワンク
エオル  ・・・  トム・ヒドルストン
マイグリン ・・・  ヘイデン・クリステンセン
イドリル ・・・  スカーレット・ヨハンソン
トゥオル ・・・  ユアン・マクレガー
フオル ・・・  マット・デイモン
リーアン ・・・  ウィノナ・ライダー
グロールフィンデル ・・・ クリス・ヘムズワース
フーリン ・・・ ブラッド・ピット       
モルウェン ・・・  エヴァ・グリーン
トゥーリン ・・・ コリン・ファレル
ニエノール ・・・  ミラ・ジョヴォビッチ  
ベレグ ・・・  ダニエル・クレイグ
サイロス ・・・ ケヴィン・ベーコン 
グウィンドール ・・・ イーサン・ホーク
ミム ・・・ ジャック・ニコルソン
ディオル ・・・ ジェイク・ジレンホール
エアレンディル ・・・ クリスチャン・ベール
エルウィング ・・・  ケイト・ベッキンセール
キアダン  ・・・  キアヌ・リーブス
ギル=ガラド ・・・  クライヴ・オーウェン
ウルドール ・・・  ウェズリー・スナイプス
ボオル ・・・ ディンゼル・ワシントン

さあ役者が揃ったところでまた最初から詳細に妄想して楽しもうっと。

参考・引用文献

「シルマリルの物語」上・下巻 JRRトールキン 著 田中明子 訳 2002年 評論社
「中つ国」歴史地図」カレン・ウィン・フォンスダッド著 琴屋草 訳 2002年 評論社
THE SILMARILLION J.R.R.TOLKIEN Harper Collins Publishers 1999
Unfinished Tales J.R.R.TOLKIEN Ballantine Publishing Group1980
THE HISTORY OF MIDDLE-EARTH VOLUME2 CHRISTOPHER TOLKIEN~THE BOOK OF LOST TALES
- part two Harper Collins Publishers 1986
THE CHILDREN OF HURIN J.R.R.TOLKIEN Edited by CHRISTOPHER TOLKIEN
Harper Collins Publishers 2007
CHARACTERS FROM TOLKIEN ~A BESTIARY by DAVID DAY CHANCELLOR PRESS 2001

 

 

 

 

 

2013年6月17日 (月)

まさかのハリウッドキャストで妄想する「シルマリルの物語」その6~トゥーリン関連

その1~フェアノール家
その2~フィンゴルフィン家
その3~ゴンドリン関連
その4~フィナルフィン家
その5~ドリアス関連
の続きです。

   フーリン ・・・ ブラッド・ピット       
  モルウェン ・・・ エヴァ・グリーン
  トゥーリン ・・・ コリン・ファレル
  ニエノール ・・・ ミラ・ジョヴォビッチ  
    ベレグ ・・・ ダニエル・クレイグ
  マブルング ・・・ ヒュー・ジャックマン
   サイロス ・・・ ケヴィン・ベーコン 
グウィンドール ・・・ イーサン・ホーク
     ミム ・・・ ジャック・ニコルソン

「シルマリルの物語」の中からスピンオフともいえる「THE CHILDREN OF HURIN」
(2007年 HarperCollinsPublishers / 日本語訳本は出てないと思います)が
出版されるほど、多くのエルフとエルフの国々の運命を巻き込んで様々なドラマと
エピソードを生み出したトゥーリンは、まさしく悲運のヒーロー。彼の行く先々で
やることなすこと悪気はないのに破滅をもたらしてしまう。もちろん両親から受け
継いだ気質もあるけど、モルゴスが父フーリンにかけたの呪いの被害者とも言える。

エダイン三氏族のうち、フィンゴンに仕える父ガルドールの後を継いで若くして
ドル=ローミンの領主となったハドール家のフーリンは、一族特有の金髪と勇猛さや
耐久力を兼ね備え、弟フオルと共にゴンドリンに滞在しノルドールの叡智を学び、
その忠誠心や信念も強固なものだった。それゆえにモルゴスの前に捕まえられ
突き出されても、恐れるどころかモルゴスを嘲りさえした。モルゴスの怒りと
憎しみはノルドールへ向けられたそれに匹敵するほどに達し(何しろ人間のこと
かなりバカにしてたからねモルゴスは)「お前の一族が破滅していく様を見ながら
生き地獄を味わうがいい」と、身動きできないまま家族が苦しむ姿を見せられ続ける。
そんな人間の純粋さと業の深さみたいなものを凝縮したフーリンは、ブラッド・ピット
にその本領を発揮してもらいましょう。

若い頃のフーリンは「トロイ」のアキレスの感じで、ニアナイス・アルノイディアド
で一人斬るたびに "アウレ エントゥルヴァ!(日の光再び来たらん!)"と叫び続け
オークに埋もれるまで戦い続ける姿、トゥーリンとニエノールが非業の死を遂げた後に
解放され、まるで亡霊のような姿で荒野をさまよいながら、家族に関わった者たちに
復讐していくが、モニカ・ベルッチ(メリアン)に諭されて正気に戻り、激しい後悔と
モルゴスの底知れぬ悪意に愕然としながらも、ジョニー・デップ(シンゴル王)に
ナウグラミアを差し出すブラッド・ピット(フーリン)には感極まりそうです。

そのフーリンの妻で「エレズウェン(エルフの輝き)」と呼ばれたモルウェンは
エヴァ・グリーン。バラヒア、ベレンの家系の黒髪にエルフの様な目の輝きと鋭さを
持ち、その勇敢さとプライドの高さゆえに自ら苦難の道を呼び寄せてしまう。。
「キングダム・オブ・ヘブン」でのイメージが重なります。また東夷たちからは
魔女扱いされていましたが、TVシリーズ「キャメロット」で十分に発揮されたように
その雰囲気もバッチリ。最後ボロボロの衣をまといながらもその鋭い眼光と誇り高い
佇まいは変わらず、トゥーリンの墓の前でやはりボロボロのブラッド・ピット
(フーリン)と再会し、短い会話の後息絶える。。このシーンもぐっときそうです。

そして問題のトゥーリン。従兄弟にあたるトゥオル(ユアン・マクレガー)が
ハドール家の金髪とその気質も受け継いでいたのに対し、トゥーリンは母の黒髪と
グレーの瞳、そしてプライドの高さや激情しやすい気質を多く受け継いでいた。
さらにモルゴスの呪いという逃れられない運命。本人はよかれと思ってやることが
すべて裏目に出て周囲の人を不幸にしちゃう。そんな自分を呪い自暴自棄になるけど、
でも武勇に優れリーダーの資質があるので自然と人が集まってきちゃう。そこでまた
頑張るけどやっぱり激しい性格が災いしてモルゴスの呪いから逃れられない。。。
コリン・ファレルですね。「アレキサンダー」のイメージです。'12年リメイクの
「トータル・リコール」もよかったけどなんかメル・ギブソンみたいになって
きたなぁ~。でもちょうどトゥーリンとフェアノールってちょっと似たところが
あるから、あぁなるほど、と。

少年期から青年期をドリアスで過ごし、エルフから多くを学びシンゴル王(ジョニー・
デップ)にも息子同然に愛され、弓の名手ベレグと共にドリアスを守っていた
トゥーリンは、ある時戦いに疲れたボロボロの姿でメネグロス(王宮)に戻る。
そこでシンゴル王の側近で前々からトゥーリンをウザく思っていたサイロスに
きつい嫌味や横暴な態度を取られてブチ切れてしまう。そんな意地悪なサイロスは
ケビン・ベーコン!この人、いつから嫌われ者役専門になっちゃったんでしょう。
「インビジブル」あたりかなあ。「トレマーズ」みたいな感じも好きなんだけど。
まあでもこういう人がドラマの中では重要なんです。「おまえの故郷では男たちが
こんな身なりをしてるなら女たちは一体どんな感じよ?髪の毛の他には何もつけずに
鹿みたいに走り回ってるんじゃねえの?」みたいなテイストのことをむしろ丁寧な
言い方で自分を低めることなくコリン・ファレル(トゥーリン)に言い放つ
ケビン・ベーコン(サイロス)はいかにも憎ったらしい~やっぱこの人でなきゃ。
(なんかエオルしかり、「おまえらそれでもエルフかよ」っていうガッカリな奴が
たまにいるんだけど、そこがまた面白いところで...)何か日本のお歯黒平安貴族が
田舎武士を嘲笑するような感じに共通するイヤラシさを感じます。ここでマブルング
(ヒュー・ジャックマン)が割って入るんだけど、懲りないのがサイロス(ケビン・
ベーコン)。。。

しかし大勢の前でコリン・ファレル(トゥーリン)にこっぴどくやられて面目丸潰れの
ケビン・ベーコン(サイロス)は卑怯にも後で待ち伏せしてトゥーリンを襲うんだけど
結局自分が追っかけられて恐怖のあまり勢い余って川に落ちて死んでしまう。

この場面を目撃したヒュー・ジャックマン(マブルング)に、待ち伏せされたことを
言わないコリン・ファレル(トゥーリン)は、いかにもって感じでなんかわかるなあ。
釈明もシンゴル王の赦しも望まずに黙って一人ドリアスを出ていくシーンなんか
ああ、コイツそういう奴なんだよね、って台詞なしでもじゅうぶん伝わりそう。

そんなトゥーリン(コリン・ファレル)を無二の友と信頼し「いやコイツほんとは
いい奴だしすごい器になるのよ」と最後まで見捨てなかったベレグはなんと!
ダニエル・クレイグです。「カウボーイ&エイリアン」でのあのハリソン・フォード
との共演にはシビレました。まさに切れ者でワイルドな、でも品格もある弓の名手、
そして男の友情に生きたベレグにピッタリでしょう。冬のある日アモン・ルーズの
隠れ家に無言で現れるシーンとか「コイツ、ただ者じゃない..」と下っ端をビビらせる
風格じゅうぶんです。

ドリアスを後にしたトゥーリンの拠点アモン・ルーズを半強制的に共有することに
なった小ドワーフのミム、これちょっと普通のドワーフよりさらに小さくて大昔に
ドワーフ部族から追放された「虐げられた」いじけ気味のいまいち信用ならない奴で
トゥーリンと打ち解けるんだけど最終的には裏切る優柔不断で独善的なキャラ。
最初はアンソニー・ホプキンズだと面白いかも、と思ったんだけど、いやーでも
オークに捕まって脅されて結局自分が助かるためにトゥーリンを裏切る、しかも
トゥーリンだけ生かして他の奴は皆殺してくれなんて虫のいい条件を出すような
そういう調子のいい感じはむしろジャック・ニコルソンのほうがハマるかも。

ミムの裏切り情報によるオーク奇襲により死んだと思って近づいたダニエル・クレイグ
(ベレグ)に殺されそうになって尻尾を巻いて逃げるジャック・ニコルソン(ミム)
なんか、いかにもですよ。結局ベルグの預言通り後になってナルゴスロンドの廃墟に
勝手に住んでナウグラミアとかいじくりまわしてるところをブラピ(フーリン)に
復讐されて殺されちゃうところとか、かなりイヤラシイ感じで持ち味生きそうです。

この裏切り奇襲によってオークに捕らわれアングバンドに移送されるトゥーリン
(コリン・ファレル)の後を追うベレグ(ダニエル・クレイグ)は途中で変わり果てた
姿のグウィンドール(イーサン・ホーク)に出会う。あ~悲しいな~イーサン・ホーク。
そして2人でトゥーリンを救出するんだけど、ここでまさかの悲劇が。暗闇の嵐の中、
トゥーリンの足かせを切ったベレグの剣先が足に触れ、突然の痛みに目を覚ました
トゥーリンはまた自分を拷問しに来たオークだと思い込んでベレグを斬り殺してしまう。

稲妻に照らし出されたダニエル・クレイグ(ベレグ)の顔を見て、自分が殺したのは
敵ではなく助けに来た無二の親友だったことを知るコリン・ファレル(トゥーリン)。
その凄惨さに地面に身をすくめて目を上げることすらできないイーサン・ホーク
(グウィンドール)。雷鳴はさらに大きく鳴り続け、激しさを増していく嵐。。。
ひぃぃ~~~ もうこのシーンは鳥肌ものです。

あまりのショックにしばらく廃人と化すトゥーリン(コリン・ファレル)を、
グウィンドール(イーサン・ホーク)はベレグ(ダニエル・クレイグ)への恩から
その遺志を汲み取ってナルゴスロンドに連れて行きます。トゥーリンは立ち直って
再びその武勇伝が巷に広がり、オロドレス(ベネディクト・カンバーバッチ)の
絶大な支持を受け、というかほとんどトゥーリンの言いなりになってしまい、
ウルモの警告を拒否して橋を作って壊さずにおいたことで結局ナルゴスロンドは
グラウルングとオークに荒らされて陥落してしまう。そしてまさにその橋の上で
グラウルングの嘘を信じ込まされて結果的にフィンドゥイラス(ナタリー・ポートマン)を
助けることもできなかったトゥーリン(コリン・ファレル)は、後悔と絶望の中
また一人荒野を彷徨うことになってしまいます。

一方、シンゴル王のもとに匿われていたモルウェンとニエノールは、トゥーリンが
ナルゴスロンド陥落の際にグラウルングの呪文により石に変えられたなどの不確かな
噂を耳にし、居ても立っても居られず、シンゴルやメリアンの制止を振り切って
ドリアスを飛び出してしまう。モルウェンはニエノールが生まれる前にトゥーリンと
別れているのでこの兄妹はお互いの顔を知らない、そこがミソなんですね。

ニエノールは父方の金髪と長身を受け継いでいて、やはり美しく可憐なイメージなので
最初はマリオン・コティヤールとかかなぁと思ったんですが、いやいや、モルウェンの
言いつけ通りおとなしく待っていられますかと言わんばかりに、やむなく護衛として
同行したマブルング(ヒュー・ジャックマン)たちエルフ一向に扮装してついてきて
しまう「恐れを知らぬ血」が流れ、グラウルングの邪悪な瞳にもしばらくは耐えた
勇ましさもあるわけで、しかも長身とくればこれはもう、ミラ・ジョヴォビッチだと。

グラウルングの呪いによってそれまでの記憶を消され、言葉もしゃべれず恐怖のあまり
服を引きちぎって裸のまま森を走り回るところなんか、ミラジョボちゃんのお家芸では
ありませんか!裸でフィンドゥイラスの塚の上に横たわってる姿が例の「バイオハザード」
のオープニングを彷彿とさせるし、ネン・ギリスで高熱にうなされ震えが止まらない様とか、
その後回復してだんだん言葉を覚えていったり(「フィフスエレメント」)とか、
もう容易に目に浮かびます。

そんなミラ・ジョヴォビッチ(ニエノール)とエヴァ・グリーン(モルウェン)に
手を焼くヒュー・ジャックマン(マブルング)もハマッてると思うのですが。。。

コリン・ファレル(トゥーリン)のグラウルング退治も見応えありそう。(ちなみに
グラウルングの声はウィレム・デフォーでいかがでしょう。爬虫類っぽい。)これで
ナルゴスロンドとフィンドゥイラスの仇を討ったと思いきや、大ドンデン返しが
待っていて、まず一足に先にミラ・ジョヴォビッチ(ニエノール)が衝撃の事実を
知り、半狂乱のうちに断崖から身を投げる。それを知らされたコリン・ファレル
(トゥーリン)は認めたくない思いもあってか怒りに狂い、認めず逆上して早まった
行動に。直後ヒュー・ジャックマン(マブルング)によってすべて事実であることを
知ったコリン・ファレルの壮絶な最期。そしてそれをはるか彼方から身動きできずに
見つめるブラピ(フーリン)。。。。。はぁ~、怒涛のトゥーリン関連でした。

次回はいよいよ大詰め、上古の終焉までいきます。


 


 


 


 


2013年6月15日 (土)

華麗なるキャストで妄想する「シルマリルの物語」その5~ドリアス関連

その1~フェアノール家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1ae4.html
その2~フィンゴルフィン家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-8178.html
その3~ゴンドリン関連
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/3-38e4.html
その4~フィナルフィン家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-4627.html
の続きです。

シンゴル ・・・ ジョニー・デップ
メリアン ・・・ モニカ・ベルッチ
ルーシアン ・・・ キーラ・ナイトレイ
ベレン ・・・ サム・ワーシントン
ダイロン ・・・ ヴィンセント(ヴァンサン)カッセル
マブルング ・・・ ヒュー・ジャックマン

さて次は(というかようやくですが)ノルドール族ではなく中つ国ドメスティックの
エルフたちについてです。中心となってくるのはドリアスですが、その中で唯一
ヴァリノールの2本の木の光を見たことのあるシンゴルはエルダールでもアヴァリでも
ないシンダールという独特の存在で、ヴァリノールに行く気満々だったのに
メリアンに会ったら行かなくてもよくなっちゃったという、ちょっと笑えるキャラの
ような気がするのですが、そんな個性的なシンゴルは、ジョニー・デップです!
ちょっと高慢なところや、ベレンに無理難題を押し付けたり、でも智慧と慈悲があり
憎めないというか魅力的というところなんかすごくハマりそうです。ナウグラミアを
めぐる最期のドワーフとのやりとりなんかも見応えありそうです。

そんなシンゴルが、その瞳の中にヴァリノールの2本の木の光を見たメリアンは、
エルフではなくマイアで、そのモルゴスにも匹敵するような力でドリアスを
魔法により守り、その智慧と助言によりシンゴルは勢力を高めます。ある種の
魔女あるいは巫女的な面もありつつ、しかしアマンの出身ですからあくまで高貴な
雰囲気... 難しいですが、やっぱりモニカ・ベルッチかなぁ、と。
「ブラザーズグリム」での女王様より「魔法使いの弟子」での上品さと奥ゆかしさの
感じられる魔女のイメージです。玉座にジョニー・デップ(シンゴル)と並ぶ姿は
風格が漂い独特の世界まさにドリアスを象徴するツーショットではないでしょうか。

その2人の娘はマイアとエルフの血筋を持ち、「イルーヴァータルの子らの中で
最も美しい」と歌に名高いルーシアンは、あまりにも特別すぎて具体的にイメージ
したくないくらいですが、あえて妄想すると、いやそれでもかなり難しいですが、
キーラ・ナイトレイにしておこうと思います。メリアンもルシアンも美しく豊かな
黒髪で、森の中で踊り歌う可憐な姿と、フアンに跨ってベレンを救いに行く勇ましさ、
またモルゴス相手に呪文の歌を聞かせたり、この人なら違和感なく想像できます。

そしてそのルーシアンの心を射止め怒涛の運命を背負ったベレンは、「アバター」で
ブレイクしたサム・ワーシントン。「ターミネーター4」「タイタンの戦い」
「タイタンの逆襲」など、その苛酷な試練の連続にボロボロになりながらも果敢に
使命を果たしていく姿がベレンのイメージに重なります。何かこういつも泥まみれで
消耗してるんだけど、もうダメだと思った時に「どこからそんな力が?」という
デミゴッド的なミラクルなパワーや、ジョニー・デップ(シンゴル)とモニカ・
ベルッチ(メリアン)の前で萎縮しながらもキーラ・ナイトレイ(ルーシアン)への
求婚をする大胆さや、カルハロスとの対決のシーンなど「所詮は人間だと思ったけど
コイツなかなかやるじゃん。」とエルフたちを驚かすそんな予想外のキャラが
この人にピッタリだと思います。

そんなベレンに嫉妬して、名高い詩人・伝承の大家から裏切りの密告者へ堕落した
のがダイロンですが、この人もイメージするのが難しい。なぜかというと、伝承の
大家でキアス(ルーン)文字を発明したとなるとそんなに若くはないはずだし、
でもルーシアンに恋をして詩をたくさん作ってたとなるとそんなに年寄りでもない
(見た目の話)。さらに嫉妬に狂うような気質、でもあくまで賢者のエルフ。。。
そこでふと思いついたのが「ジェヴォーダンの獣」「オーシャンズ12,13」で
特異な存在感を放っていたヴィンセント(ヴァンサン)カッセル。この人の顔、
一度見たら忘れられないタイプですよね。なんか優雅だけど神経質そうな感じするし
芸術家肌の雰囲気もあり、「ジェヴォーダンの獣」では嫉妬に狂ってたし。。。

それからもう一人、ドリアスの重要人物としてマブルングを挙げておきましょう。
(ベレグについてはトゥーリンのところでたっぷりと。。)
ここでヒュー・ジャックマンの登場です。特徴として、長年中つ国の森や荒野を
駆け巡ってるので、同じエルフでもノルドール族よりもっとワイルドというか、
ちょっと趣向が違うんですね。しかしシンゴル王とメリアンによってドリアスの
エルフは他の中つ国ドメスティックのエルフよりも賢くて高貴なのです。そんな
キャラがこの人に絶妙にマッチすると思うのです。ワイルドだけど紳士的という。
「X-MEN」のウルヴァリンじゃなくて「ヴァン・ヘルシング」のイメージで。。。

常にジョニー・デップ(シンゴル王)から絶大な信頼を得て、その使者として
ジェラルド・バトラー(フィンゴルフィン)に謁見したり、カルハロス狩りで
致命傷を負ったサム・ワーシントン(ベレン)の手にシルマリルを握らせたり、
トゥーリンを探すと言って聞かない無謀なモルウェンとニエノール母娘に
振り回されやむなく一緒に旅に出て必死で守ったり(でも2人共見失っちゃったり)、
トゥーリンを衝撃的な最期に至らしめる知らせを、そうとは知らずに自らが
もたらしてしまうなど、決して派手ではないけどとても印象に残る数々のシーンに
しっくりイメージが合います。

さて次回はいよいよいろいろなところでエルフと深くかかわったエダイン、
トゥーリンを中心に妄想を展開していきます。


 

 


 

 
 


 

2013年6月13日 (木)

華麗なるキャストで妄想する「シルマリルの物語」その4~麗しのフィナルフィン家

その1~フェアノール家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1ae4.html
その2~フィンゴルフィン家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-8178.html
その3~ゴンドリン関連
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/3-38e4.html
の続きです。
 

フィンロド ・・・ ジュード・ロウ
オロドレス ・・・ ベネディクト・カンバーバッチ
フィンドゥイラス ・・・ ナタリー・ポートマン
アングロド ・・・ マット・ボマー
アイグノール ・・・ トビー・マグワイア
ガラドリエル ・・・ シャーリーズ・セロン
 

フィナルフィンとその子孫だけがノルドールの中で金髪だった
というところがキモ。そもそもフェアノールの母ミーリエルが早死にしちゃって
フィンウェが2番目の妻に金髪ヴァンヤール族のインディスを迎えるところから
様々なドラマが展開されていくわけですが、じゃあフェアノールの母ミーリエルは?
というと「300(スリーハンドレッド)」でレオニダス王を支える気丈な妻を、
「ターミネーター・サラコナー・クロニクルズ」(TVシリーズ)で
ジョン・コナーの強すぎる母を演じたレナ・ヘディじゃないですかねえ。
この人「ブラザースグリム」の時から独特な雰囲気出してましたよね。
黒髪だし芯の強さや内に秘めた情熱とか、イメージぴったりですし
フェアノールを産むことで自分のすべてを使い果たして死んじゃう
ところとか、サラ・コナーに重なる部分もあったりして。
別れを告げて横たわるレナ・ヘディ(ミーリエル)の傍らで悲嘆に暮れ、
至福の国ヴァリノールでただ一人喜びを奪われたショーン・コネリー(フィンウェ)。

2番目の妻インディスは「ミーリエルとはすべての点で似ていなかった」ので
最初はとにかく綺麗でどっちかっていうとお人形さんみたいなタイプかな?
なんて思ってたんですが、いやいやフィンゴルフィンやフィンロド、ガラドリエル
なんかのことを考えるとやっぱり強い何かを持っていたはず。で、ああそうだ!
この人がいた!ユマ・サーマンです。

金髪で背が高いっていうのもハマりますね。「キル・ビル」じゃなくて
「ガタカ」のイメージですけど。私としては「パーシー・ジャクソンと
オリンポスの神々」でМおばさんことメデゥーサで登場したときは
興奮しましたけど、あくまで「ガタカ」のイメージで。あと意外なことに
1998年の「アベンジャーズ」(最近のマーヴェルのやつじゃなくて、
近未来SFとイギリスのスパイものが融合したような妙~な映画)で
ショーン・コネリーと共演していて、美しく気品があり洞察力に長け
しなやかで強靭な女性を演じています。また「宮廷料理人ヴァテール」では
貴族としての優雅さや気高さも放っているので、イメージぴったりです。

こうなってくるとフィンウェと共に最初にヴァリノールにやってきた
ヴァンヤールの上級王イングェも気になるのですが、リーアム・ニーソン
かな~。。。まあ脱線はこれくらいにしてフィナルフィンさんちにいこう。

で、そのフィナルフィンですが、中つ国には戻らなかったんですよね~。
途中で嫌になって。。。なのであまり登場しないのですが、ヴァリノールで
フェアノールとフィンゴルフィンの諍いが激しくなると「まあまあ。。」と
間に入ってなだめたり、なんか優しくて繊細な感じするんです。
で、なんとなくリチャード・ギアの顔を浮かぶのですがさすがに年齢的に合わない。。
そこでいろいろ妄想したところ、TVシリーズ「メンタリスト」で大ブレイクの
サイモン・ベイカーがヴィジュアル的にも雰囲気的にも年齢的にも合ってるんだけど、
ただ息子たちの気質を考えると、ノルドールの戦士としての雄志さがどうしても
足りないというかそういう方向の人じゃないかな~という気もする。。。
そこでTVシリーズの「クルーソー」で主演、「キャメロット」 「フリンジ」にも
出演していたフィリップ・ウィンチェスターなんてどうでしょう。
基本優しいけどやるときはやるよ!っていう勇ましさもあるし。迷うところですが。。

フィンゴルフィンさんちが濃い~系なら、フィナルフィンさんちは
ひと言でいって美形です。エルフの中でも特に美形で繊細であったと思われます。
そして特に長男のフィンロドはエルフの中で人間(エダイン)を最初に発見して
友となり、エダインはフィンロドを神々(ヴァラール)の一人と思ったくらい
智慧と美で光り輝いていた。。。ここでジュード・ロウの出番です!
(エルフの長髪カツラつけるから髪の毛のほうは大丈夫です。)

ここで偶然=必然に「シャーロック・ホームズ」シリーズでのシャーロック・
ホームズ:ロバート・ダウニーJr(トゥアゴン)とワトソン博士:ジュード・ロウ
(フィンロド)の名コンビが復活! 2人が一緒にシリオン川沿いを旅して、
ゴンドリンとナルゴスロンドというノルドールの重要な拠点を築くに至る
ウルモのお告げをそれぞれの夢に見るというエピソードとか想像しやすいです。

また第四の合戦ダゴール・ブラゴルラッハで命を救われたバラヒアとの約束を
果たそうという律儀さゆえに、結果的にベレンの身代わりに死んでしまう
そういう悲運なところもこの人には似合ってるかも。。。

さてそのようにベレンと共に死に行くような絶望的な使命を果たすべく
ナルゴスロンドを後にしたフィンロドの王位を継承した弟のオロドレス。
しかし当時ナルゴスロンドではケレゴルムとクルフィンが権力をふるっていて、
王とは名ばかりで事実上は乗っ取られてしまう。ちょっと情けないというか
優しすぎるんでしょうねきっと。この人のイメージはなかなか難しいのですが
生きてたらヒース・レジャー。「ブラザーズグリム」でのあのダメダメな弟、
応援したくなります。どうせ妄想だからヒース・レジャーでもいいのですが
現役の俳優さんでと考えてみたところ、BBC製作のTVドラマシリーズ
「シャーロック」主演のベネディクト・カンバーバッチが浮上。
この人実際は金髪だし長身だし、雰囲気的にもピッタリな感じ。
「つぐない」「ブーリン家の姉妹」でも独特の存在感を放っています。

そしてこのオロドレスの娘フィンドゥイラスはまさに悲劇のヒロインのイメージ。
とくれば、ナタリー・ポートマンです。この人は笑顔よりも悲しみと苦悩に
歪んだ姿のほうが魅力が光ると思うんですよね。「エピソード3」のあの
可哀想すぎる顛末といい「ブーリン家の姉妹」の処刑台に向かうシーンとか
この人に悲劇のヒロインやらせたら右に出るものはいないと思うのです。

ただフィンドゥイラスもまばゆいばかりの金髪なので黒髪のナタリー・ポートマン
だと無理があるかもしれませんが、まあそこはエルフ長髪カツラでね。。。
ここでフィンドゥイラスに関わってくる重要人物グウィンドールについて少しだけ。。
(後でトーゥーリン関係のところでたっぷりと)

第五の合戦ニアナイス・アルノイディアドでアングバンドに捕えられ、拷問により
誇り高き勇士の見る影もなく変わり果てた姿でナルゴスロンドに戻ってきた
フィンドゥイラスのかつての恋人グウィンドール...不遇による哀しみとくれば
イーサン・ホークです。「ガタカ」「ヒマラヤ杉に降る雪」「ハムレット」
「デイブレイカー」など、いずれも不遇による不利な状況と心の闇を抱えながらも
自分の道を見出して行く姿がこの人独特の魅力だと思うのですが、グウィンドールの
切なさも見事に表現してくれそう。もう戦うことのできない身となってしまった
自分はフィンドゥイラスには相応しくないとわかっていても、彼女への愛を止める
ことはできずに苦悩し、その愛ゆえにトゥーリンとの関係にも苦しむ。

そんなイーサン・ホーク(グウィンドール)の愛と、叶うことのないトゥーリンへの
愛の狭間で苦悩し絶望するナタリー・ポートマン(フィンドゥイラス)の姿なんか
もうたまらないです。輝きが失われていく様なんか見ごたえあるだろうな。。。
しかも最後もやっぱりかなり可哀想な死に方。。。

さて、美形で繊細だけど、父フィナルフィンと別れてしまうことになっても
中つ国に行くことを選んだ彼らは、フィンゴルフィンの息子たちと
仲が良かったということもあるけど、やはり強固な意志や情熱また野心も
持っていたと思われます。特に中つ国で自分の統治する王国を夢見たのが
末の妹ガラドリエルです。

ガラドリエルはすでにケイト・ブランシェットのイメージが固定されていますが
私としては「ロード・オブ・ザ・リング」公開当初から「うーんなんか違うと
思うんだけどー」とモヤモヤしていました。(ケイト・ブランシェットがどうこう
っていうことではなく、あくまでイメージの問題なので誤解のなきよう。あと
この際言っちゃうと、ケレボルンも違うと思う。かなり違うと思う。。。)
でもじゃあ誰?というと当時は思いつかなかったんだけど、今なら声を大にして
叫びますよ。シャーリーズ・セロンでしょ絶対!

金髪で長身、美しさ、優雅さ、誇り高さ、雄々しさ、佇まい、もうどれをとっても
まさにガラドリエルです。とにかくこの人は本当に美しい。ぶっちゃけ私の一番
好きな女優さんなのでえこひいきしまくりかもしれませんけど、ほんと綺麗です。
「モンスター」はさておき、「スタンドアップ」「告発のとき」なんかでは役柄
ほとんどノーメイクに近いのに、美しいのですやはり基がね。「ノイズ」とか
「イーオン・フラックス」みたいなSFにも出てますが、歴史大河ものの出演がない
のが意外。でも「スノーホワイト」の悪い女王様は圧巻。白雪姫よりぜ~んぜん
美しいし圧倒的な存在感で、私なら女王様についていってしまう。人は美しいものに
弱いというか、崇めたくなるんですねえ。って私だけかなぁ^^;

と、脱線がキリないのでこのくらいにして。。。とにかくドリアスでメリアンと
心の探り合いをする会話とか生唾ものでしょう。自分たちノルドールは、
フェアノールの誓いとマンドスの呪いによってヴァリノールを追放され
中つ国にやってきたということを隠しつつそれ以外のことを事実として話す
なんてことは(しかもマイアのメリアンに)賢いうえに策略家でなきゃできません。

結果的にフィナルフィン家では彼女だけが生き残り、第二紀、第三紀へと
エルフ文化を継承し保持していくのですが、そのような永続性、普遍性を象徴する
美しく強い女性としてのイメージもピッタリだと思います。

さてアングロドとアイグノールに関してはエピソード的には少ないので
イメージするのが難しいのですが、金髪で美形となるとだいぶ限られてきます。
なかなか思いつかなかったのですが、TVシリーズ「ホワイトカラー」主演で
「タイム」にも出演したマット・ボマー、「スパイダーマン」シリーズでお馴染みの
トビー・マグワイアなんてどうでしょう。

シンゴル王にアルクアロンデでのテレリ族殺害について問い詰められた時に、
ジュード・ロウ(フィンロド)はフェアノールの息子たちとフィンゴルフィン
たちを裏切ることになるから黙秘してたんだけど、以前アーロン・エッカート
(カランシア)に罵声を浴びせられたことのあるマット・ボマー(アングロド)は
なんであんな奴と一緒に責められなきゃならないんだよー!ともう耐えられなくて
シンゴルに全部暴露しちゃうとか、その繊細さが裏目に出るあたり合ってるかも。

というわけで麗しのフィナルフィン家は悲運の家系というか。。。
唯一の女性で唯一行き残ったガラドリエルが実は一番強かった、みたいな。

次回はノルドール以外の主にドリアスのエルフや関連したエダインについて。


 

 


 

 

 

 

 

 


2013年6月11日 (火)

まさかのハリウッドキャストで妄想する「シルマリルの物語」その3~ゴンドリン関連

その1~フェアノール家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-1ae4.html
その2~フィンゴルフィン家
http://astromedia.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-8178.html
の続きです。

その3 ~ ゴンドリン関連

トゥアゴン ・・・ ロバート・ダウニーJr
アレゼル ・・・ ヒラリー・スワンク
マイグリン ・・・ ヘイデン・クリステンセン
エオル ・・・ トム・ヒドルストン
イドリル ・・・ スカーレット・ヨハンソン
トゥオル ・・・ ユアン・マクレガー
フオル ・・・ マット・デイモン
リーアン ・・・ ウィノナ・ライダー
グロールフィンデル・・・クリス・ヘムズワース

フィンゴルフィン家の問題児アレゼルがゴンドリンを飛び出して
ケレゴルムのもとに向かうのですが、そう甘くはなく、
途中ドリアスを迂回しなきゃならなかったりで結局道に迷って
ナン・エルモスの森深くに入ってしまう。
そこで暗闇エルフと呼ばれるエオルに見初められて
誘い込まれ彼の妻となるのだが、このエオルというのは
ドリアスの王シンゴルの身内で高貴なテレリ族でありながら
孤独を好みドリアスから離れた森の奥深くに住み、
ドワーフと交流のある変わったエルフで、その呼び名の如く
いかにもダークで嫉妬深い雰囲気が漂う、これはもう
「マイティー・ソー」のロキ、トム・ヒドルストンだなと。

この人実は金髪らしいんだけど、やっぱ黒髪にして
プライドの高さや基本的に人を見下してるところなんか
すごくしっくりきますよね。でもやはりエルフとしての
威厳というか繊細さや美しさもあるし、なかなか難しい
役だと思うけどこの人ならピッタリ。

そして2人の息子であるマイグリンは、ノルドールの
高貴さ賢さ激しさと、エオルの嫉妬深さや排他的な
性質が混在し、でもやっぱり暗黒面に落ちて裏切る
アナキンさながらのヘイデン・クリステンセンです。
顔立ち的にも雰囲気的にもかなりしっくりきます。

エオルのいない隙に一緒にゴンドリンに逃げましょうと
ヒラリー・スワンク(アレゼル)と馬を走らせるヘイデン。
予定より早く帰ってきて怒りのまま後を追うロキ(エオル)。
(ロキのほうがイメージ湧きやすいのでご了承を)
途中でキリアン・マーフィー(クルフィン)の領地を横断した際、
捕まってケチョンケチョンにけなされ怒りは最高潮に。
かなりしぶといし頭の切れるところがあるので、最終的には
ゴンドリンを突き止めて、アレゼルの帰還とマイグリンの登場に
喜びで湧くトゥアゴンとその民たちの前に突き出された
ダークで恨み節のエオル。

玉座のロバートダウニーJr(トゥアゴン)に暴言を吐くロキ(エオル)。
目に浮かびますね~。それを嫌悪の目で見つめるヘイデン(マイグリン)。
似た者同士なのにねえ。ヒラリー・スワンク(アレゼル)はエオルを
ちょっとかばったりして情を示すんだけどねえ。

ヘイデン(マイグリン)を庇おうと、エオルの放った毒槍に
当たってしまったヒラリー(アレゼル)の無念と後悔の最期、
そして断崖から投げ落とされたロキ(エオル)の断末魔の
呪いの言葉、この一連の出来事に自らの心の内を明かさず
ひと言もしゃべらないヘイデン(マイグリン)の不気味さ。
こういうダークなシーンもゾクゾクします。

その後マイグリンは智恵と技術と勇猛さを発揮して
皆から賞賛されトゥアゴンの右腕のような地位まで
掴むのですが、イドリルだけは彼を疑い彼女だけは
マイグリンの手に入らないのでした。

トゥアゴンの一人娘イドリル・ケレブリンダル。
おそらく彼女も黒髪なのでしょうが、どうも私のイメージとしては
可憐な金髪で可愛いけど鋭い目をしているという感じなのです。
自然に浮かぶのがスカーレット・ヨハンソン。
あまりにも数々の名作に出演しているので解説もおこがましいですが、
「真珠の耳飾りの少女」「ブーリン家の姉妹」ではかなげだけど
芯の強い女性像を見事に確立し、「アイアンマン2」「アベンジャーズ」では
アクションもこなして古典とSFの両立(笑)を果たすという
ロバートダウニーJr(父トゥアゴン)みたいなキャラの可能性を
持ってる人だと思います。

そんなスカーレット・ヨハンソン(イドリル)を、欲望と悲しみと怒りの
混在した視線で見つめるヘイデン(マイグリン)はハマりまくり!
この2人はいとこ同士になるわけですよねえ。
これに気づかないトゥアゴンもロバートダウニーJrなら
なんか納得というか許せるというか。。。

このようにして安泰に見えたゴンドリンに影が差し始めた頃、
いよいよトゥオルが登場します。

どうも一般的に(トールキンファンの間では)
トゥーリンのほうが有名というか人気あるみたいですけど、
私はトゥオル大好きで、すごく重要な人物だと思うのです。

西へ向かった人間の三氏族エダインを両親に持ちながら
第五の合戦により孤児となり森のエルフに育てられ
東夷の奴隷として苦労し逃亡の末に孤高の洞窟暮らし。
しかし父フオルが最期にトゥアゴンに言い残した如く、
ウルモに導かれてついにゴンドリンに辿り着く。
ゴンドリンは救えずとも妻イドリルと息子エアレンディルと
共に生き延びてエルフと人間の未来を繋いだ、
そのような宿命を背負い見事にそれを果した。
この人がいなかったらエルフも人間(エダイン)も
全滅しちゃったかもよ、ヌメノールもなかったかもよ、
アラゴルンもエルロンドも生まれなかったかもよという、
そんなトゥオルはユアン・マクレガーに決定。

そういえばスカーレット・ヨハンソン(イドリル)とは「アイランド」で共演してるし、
ヘイデン(マイグリン)は「エピソード3」でもそうだったように、
ここでもやっぱりユアン・マクレガー(トゥオル)に勝てないというのも
なんか自然に馴染むというか自然の流れというか。

ロバート・ダウニーJr(トゥアゴン)がユアン(トゥオル)を見て
思い起こされたのがトゥオルの父フオルの最期の言葉。
第五の合戦ニアナイス・アルノイディアドで、追い詰められた
ロバート・ダウニーJr(トゥアゴン)の盾となり戦い続けるフーリンとフオル。
フーリンは後でたっぷり妄想するとして、ここではマット・デイモン(フオル)に
フォーカス。兄フーリンと共に人間では唯一ゴンドリンに行ったことがある
フオルはトゥアゴンに特別な思いとつながりを感じていたはず。

熾烈な戦いの状況に死を悟ったマット・デイモン(フオル)は
自分が今ここで生き延びるよりも優先すべき未来のヴィジョンを見て
ロバートダウニーJr(トゥアゴン)に言うのです。
「今しばらくゴンドリンが持ちこたえれば、そこからエルフと人間の
望みが生まれるでしょう。あなたと私とから新しい星が生じるでしょう。」
つまりスカヨハ(イドリル)とユアン(トゥオル)のこと。これを横で聞いてる
ヘイデン(マイグリン)は顔を歪めながら暗黒面に落ちていく。。。

フオルの父ガルドールはハドールの息子なので(人間の家系の話になると
ほとんど旧約聖書みたいになっちゃいますが)金髪の家系なので
マット・デイモンもユアンもピッタリですね。
ちなみにフオルの妻でトゥオルの母リーアンは少ししか出てきませんが、
ベオルのほうの家系なので黒髪と思われます。
なんとなくウィノナ・ライダーのイメージ。2009年の「スター・トレック」で
スポックの母を演じたときの雰囲気。

他にゴンドリンで主だった登場人物といえばグロールフィンデルと
エクセリオンですが、とりあえず今妄想しているのは「マイティー・ソー」の
クリス・ヘムズワースが金髪だしグロールフィンデルじゃないかなあ、と。
ソーをもうちょっと何というか柔らかく繊細にかつ軽やかにした感じで。

第五の合戦でマット・デイモン(フオル)とフーリンが、押し寄せる
敵の盾になっている間に、ロバートダウニーJr(トゥアゴン)を守りながら
撤退の道を切り開いていく、そんな姿が目に浮かびます。
遂にゴンドリン陥落の際にはユアン(トゥオル)、スカヨハ(イドリル)らと共に
秘密の抜け道に逃れるも、待ち伏せていたバルログと遭遇。
ソーを想起させる壮絶な闘いの末に相討ちというかバルログ道連れに
谷に落ちていくクリス・ヘムズワース(グロールフィンデル)。
ソロンドールがその亡骸を運び上げ、悲しみのうちに石塚を築くユアン
(トゥオル)たち。そこに黄色い花々が咲いていく。。。

ところでゴンドリン陥落の際、トゥアゴンは「廃墟と化した居城で討死した」
と「シルマリルの物語」には書いてあるけど「The fall of Gondolin」を読むと、
確かにトゥアゴンは王の塔を離れず残って戦うと言うので
トゥオルは胸を引き裂く思いでトゥアゴンを後にして、イドリルと共に抜け道に
向かうんだけど、その後は王の塔が崩落して煙と炎が上がるのを見えた
としか書いてないんだよね。でもこれは初期のバージョンだからかな。
もうひとつの「Lay of the fallof Gondolin」は読んでいないので、
こっちに書いてあるんですねきっと。でも実はそれはどっちでもよくて、
ロバート・ダウニーJrのトゥアゴンなら「実は生きてた」みたいな
バージョンもありだよなあとか、それこそ勝手に妄想してニヤニヤしたりして。

というわけで流れ的にはフーリン、トゥーリンといきたいところだけど、
フィナルフィンさんちがまだだしドリアスのシンゴルやルーシアン、
ベレンもまだでした。なのでとりあえず次回はフィナルフィンさんち。

 

 


 


 

 

 

 

 


 

 

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